師弟登壇2015に行ってきた
師弟登壇2015にいってきたレポートです。
イベント趣旨としては各社の新人研修を研修担当者と新人両方の視点から紹介するというものでした。
きっと資料はだれかがまとめてくださっていると思うので各社から学んだことのメモを。
Gaiax
- 「自分たちで作る新卒研修」がコンセプト
- 研修だからといって自己成長ばかりもとめると失敗する
- 研修を受ける側が自分たちで考えて実行するのが大事
- 理想と自社のリソース等現実を理解した上で理想を目指す。
- 他の会社のコンテンツは真似ない。理念や目標を真似る。
カヤック
- 社内ISUCON開催
- 研修担当者には「ザ・コーチ」がおすすめ書籍
- github&slackだけでなく絵文字&リアルのコミュニケーションも大事
- 30分悩んでダメなら質問しましょう。調べる時間も給料をもらっているという意識。
- 得てほしいことをきちんと言語化して伝えるのが大切
cookpad
- 技術を身につけるよりものづくりの心を身につけて欲しい。
- エンジニアはコードを書いているだけでは生きていけない ->野菜をとる。料理作る。野菜を売る。 └スーツとExcelが嫌だったのに、、、
- サービス研修で「リーン・スタートアップ」について学ぶ。
- 最大のムダは誰も欲しがらないモノを作ること
- measure->learn->build->measure...
- 社内ツール作成(蔵書管理)
- 総合職向け技術研修を実施
- 技術的背景にもとづいた意思決定
- 共通言語
- 将来的には技術的バックグラウンドがないが別の分野に秀でている人をエンジニアとして採用できるように。
- しつこい振り返り(日報等)が大切
pixiv
- 横で働くエンジニアは俺達が決めていくのが流儀。(現場主導)
- 僕が師弟です
- 新卒(エンジニア)が総合職に技術を教える
- 7*4時間で画像投稿掲示板を作る
- プログラミングは人間がやるものじゃない->エンジニアは人間じゃない ->だからこそコミュニケーションをとれるように
mixi
- 「現場が教える/自分で育つ」がコンセプト
- 内定時代:行動支援金10万
- 技術研修:プログラミングドリル
- 仮配属
- テスト駆動学習 ->テストの概念を学ぶ
- OSSな研修資料は技術的徳 ->徳を好む優秀なエンジニアを採用するため。
- おもしろさを忘れない
- 上級者の時間をムダにしない。
はてな
- 覚えることは無限
- 実践で学ぶ。研修は爆速で最低限の知識を ->2週間後にチーム配属
- 教科書を使って、段階的に学ぶ。
- 難しくても挑戦。サポートは充実。 ->勉強会・開発合宿・書籍購入等
ペパボ
どの会社もそれぞれに特色があって、 そういった部分で各社のエンジニア像が見えたのが面白かったです。
来年研修を受ける側の身としては自分たちが研修をつくっていくんだという意識をもってやっていこうと思えたのが収穫でした。